2017-10-16 【ソーシャルレンディング投資で失敗】高利回り、メディアを簡単に信用してはいけない ソーシャルレンディング 人気記事セレクション 初心者におすすめの国内仮想通貨取引所ランキング スポンサードリンク シェアする Twitter Google+ Pocket みんなのクレジットに15万円分投資をしていたのですが、返金なし。 仮想通貨メインに投資を行っていますが、昨年、ソーシャルレンディングに15万円分投資しました。 ソーシャルレンディングは高利回りで投資家を集いました。銀行に預けるくらいならという気持ちで投資を実行したのが2017年。 みんなのクレジット、投資家無視の「禁じ手」を実行か 結末はというと、投資家を無視した行動に出ました。 31億円が未償還状態で、一体どうなってるのか理解できません。 みんなのクレジットはソーシャルレンディング企業です。 大規模なキャッシュバックキャンペーンで投資家の出資を募って会員数を急激に拡大していきました。 ソーシャルレンディング会社では後発ながらも、みんなのクレジットは急成長を遂げていたんですね。 会員数は右肩上がりに成長し、みんなのクレジットが公開した投資案件は次々に成約していきました。この波に乗り遅れまいと私も15万円を投資。 みんなのクレジットはキャッシュバックキャンペーンで投資家を煽り、15万円投資で1万円のキャッシュバックを手にした私は、かなり良い気分になっていました。 しかし、みんなのクレジットに投資後、様々な問題が露呈しました。 2017年3月、みんなのクレジットは関東財務局から業務停止命令処分。 関東財務局の調査の結果、投資家から得た資金の大半は自社のグループ企業に流れていたということ。 さらに、今は辞任した元取締役・白石氏の借入金に一部充当されていたなど杜撰な企業ということが発覚。 そして、7月に償還予定だったローンファンドの元本が償還されず、音沙汰なし。 8月償還予定のローンファンドも同様で、一般投資家は裁判結果を指をくわえて待っている状況だったのが、投資家に対して自社が持つ貸付債権を債権回収会社に譲渡したことをメールで通告しました。 スポンサーリンク ▲人気ブログランキングに参加中! 汗水流して働いた15万円は、水の泡となって失敗に終わってしまいました。 今後二度とこのようなことが起こらないよう自分への戒めと、読者の方にも気をつけてほしいという願いから記事を作成します。 1.高利回りの魅力に引っかかった 2.経済雑誌を信じて投資を決心 まとめ:他人を信用せず、自分で考えて投資判断を下せ 1.高利回りの魅力に引っかかった 高利回りを魅力的に感じてしまったことが罠でした。銀行に預けるより金利が高いということですが、金利が高いということはそれだけリスクがあるということです。 みんなのクレジットは 平均利回り(10%超え)が業界最高水準 人工知能による与信審査システムを開発 最後発ながら成長率No.1 という特徴3点を挙げて、投資を促進していました。 今振り返ってみると、「何が人工知能だ」と思うのですが、高い利回りを魅力的に感じ、金融リテラシーが低かった入社1年目の私は、みんなのクレジットが公開する情報を完全に鵜呑みにしてしまったのです。 高金利には必ず裏(リスク)があります。 リターンが大きい分、リスクも大きいということを理解しなければいけなかった。 当時、リスクも十分考えているつもりでしたが、冷静さを欠いてしまったのは、やはり目先の報酬に目が眩んでしまったことです。 2.経済雑誌を信じて投資を決心 高利回りに魅力を感じたのもあったのですが、投資の決め手となったのは経済雑誌に掲載されていた情報を信じ切ったのです。 ソーシャルレンディングに懐疑的だったにもかかわらず、有名な経済雑誌のForbes JAPANでみんなのクレジットが取り上げられていたので、安心感がありました。 AIを駆使したソーシャルレンディングで、イノベーティブなサービスを目指す | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) 現在、記事は削除されていますが、みんなのクレジット代表のインタビュー記事を見て「これは、安心できる」と感じました。 Forbesが特集しているのだから、きっと優良企業に違いないと。 信じ切った結果、 最悪の結果となったのです。 立派な経済雑誌も、企業の実態は分かりません。簡単にメディアを信じて投資をしてはいけません。 まとめ:他人を信用せず、自分で考えて投資判断を下せ 結論はというと、投資は自己責任です。 今は、情報が溢れています。 Twitter、キュレーションメディア、雑誌の情報を、「〇〇が言っているから」、「雑誌に掲載されているから」、というように他力本願で、全てを信じると痛い目に遭います。 よくあるのがTwitterなどで、「このような材料が出ているから買い時」などのツイートに影響され、いざ株式などを購入すると、損するケース。 ツイートしている人はすでに株を仕込んでいるかもしれませんし、ましてや、その材料が真実であるかわかりません。 情報を集めることを否定はしませんが、情報を取捨選択し自分自身で判断してください。 人間は自分にとって都合の良い方向で物事を考えてしまいがちなので、投資前に冷静になって、深呼吸して落ち着いて考えましょう。 一流の経済雑誌ですら、詐欺まがいの会社を”AI、フィンテック”といった流行りのワードを用いて健全な企業と紹介していたので、疑いの目を持つことが必要です。 「まだ返金の望みはあるので、微かな望みに期待します」 と思っていたのですが、微かな希望は失われたので、今回の15万円はお勉強代ということにしておきます。 皆様も汗水流して働いた貴重なお金を失わないよう、くれぐれもご注意ください。 やはり、インデックスファンドが安定しています。 8年で1,000万円貯まる?3000円投資生活