2018-03-05 レバレッジリーディング<非常識な読書がビジネスで成功へと導く> 本 人気記事セレクション 初心者におすすめの国内仮想通貨取引所ランキング スポンサードリンク シェアする Twitter Google+ Pocket レバレッジ・リーディングという本をご存知でしょうか。 幼少期に、「本をたくさん読め」と親から言われた経験があるかと思います。 レバレッジ・リーディングという本は、読書がビジネスの成功条件の一つであると言っても過言ではないくらい、読書、多読をオススメしています。 「一冊の本を暗記するくらい読め!」というように、多読に対して肯定的でない本も世の中には出回っており、賛否両論ありますが、著者の本田さんは"多読派"です。 ただ、多読といっても本を沢山読むだけで満足していると、 "それは時間の無駄である"ということ。 ビジネス本を多読する最終的な目的とは、実ビジネスで読書を活かすことが目的です。 読書を通じて自身の引き出しを作り、ビジネスで困った場面では先人の知恵を拝借して読書の力を発揮しなければ全くもって無意味です。 レバレッジ・リーディングは、ただ単に多読をするだけではなく ・忙しい人が時間を有効活用するための読書術 ・自分だけのレバレッジメモの作り方 ・少ない労力で大きなリターンを得る方法 など惜しみなく本田さんのノウハウが書かれてあります。 レバレッジ・リーディング posted with ヨメレバ 本田 直之 東洋経済新報社 2006-12-01 Amazonで最安値を探す Kindleで最安値を探す 楽天ブックスで最安値を探す 読書は自己投資 レバレッジ・リーディングとあるように、タイトルのレバレッジは、「てこ」という意味で用いられます。 読書こそ最強の投資術であるという考え方の本田直之さんは、年間400冊もの本を読んでいます。1日1冊以上の本を読んでおり、正真正銘の多読家です。 なぜ多忙にも関わらず1日1冊以上の本を読むのかというと、本田さんは、読書は自己投資であると考えているからです。 本田さんが読む本の大半はビジネス本であり、その中でも実務で培ったノウハウなどが詰め込まれているビジネス本を選んでいます。 ビジネス本は基本的に成功した人が執筆し、成功者の知識や知恵、あるいは成功までの失敗談など学ぶべきところがぎっしりと凝縮されています。 多忙ながらも時間を捻出し読書に時間を費やしているのは、苦労人や成功者の経験から生み出されたビジネス本を読むことが、ものすごく割に良い投資であるという考えだからです。 本を多読し、15万円のリターンを手に入れよ レバレッジ・リーディングは、「とにかく、本を読みまくれ」という著者のメッセージがあります。 普通なら、「仕事が忙しくて時間がない」となるのですが、本を読むこと=投資という考え方が、この本のポイントです。 時間がないのではなく、本を読めば、"仕事は捗る"ので本を読むための時間を作れ、とあります。 ビジネス書にはその人が何年、何十年という時間をかけて成功するまでのプロセスが書かれたものがたくさんあります。 その成功経験の中から使えそうなノウハウを抽出して自分なりの工夫を加えて当てはめて実行していけば、試行錯誤に時間を費やすことなく早く成功にたどり着ける確率が高くなります。 読書で先人の成功者の経験を膨大にインプットすることで、自分が何かの場面に遭遇した時に対処できるようになります。 本の読み方は非常識であれ そもそも、本は最初から最後まで全てのページをじっくり読む、ということが読書ではありません。重要な箇所だけを読んで、あとは流し読みでいいといいます。 平均すると、1日1冊以上の本を読んでいる本田さんの読書法は非常識とも言えます。 しかし、本を読む工夫があります。 例えば本の読み方は80対20の法則を使い、読書で実践しています。 80対20の法則とは、例えば会社の利益のうち、80%は全社員の20%の社員によって作られているなど、80対20のような不均衡な関係が成り立つという考え方。(パレートの法則ともいえる) 80対20の法則は本にも通じるところがあり、一冊の本があるとするならば、80%の大部分は20%の重要箇所の補足とも言えます。 極端な話し、本の20%だけ読めば良いのです。その20%に、著者が言いたかった本の重要箇所が含まれているからです。 以上、本の一部のみ紹介ですが、その他、ためになる読み方がたくさん書かれていて大変参考になります。 個人的意見 レバレッジ・リーディングを読了後、本から得られる効用を過小評価していたのかもしれないと感じました。 「1500円の本が150,000円のリターンになる」はにわかに信じがたいのですが、本田さんの経歴から、多読が本田さんを成功へと導いているのは明らかです。 読書を行い、読みっぱなしで終わらせず、メモや行動することを心がけることを忘れないことが重要だと思いました。