2017-08-17 インフォテリア平野氏が話題のICOプラットフォームCOMSAに言及 仮想通貨 人気記事セレクション 初心者におすすめの国内仮想通貨取引所ランキング スポンサードリンク シェアする Twitter Google+ Pocket 話題のCOMSAについて、インフォテリアの平野CEOが決算説明会で質疑応答していましたので、文字にしました。 (動画で視聴したい方は14分55秒からどうぞ) ※COMSAとは? →企業のICOによる資金調達と、既存アセットのトークン化技術、Zaif取引所、そしてmijinプライべートブロックチェーンによるによる内部勘定技術をワンストップのソリューションとして提供し、実ビジネスへのブロックチェーン技術導入を一からサポートするもの。 以下全文 質問者:インフォテリアがテックビューロのプラットフォームCOMSAでICOを実施する予定はあるのでしょうか。 平野氏:ICOに関するご質問ですね。なかなかアンテナの高いご質問ありがとうございます。 ICOというのはご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので少しだけ解説をしますと、Initial Coin Offeringというものの略です。 IPOというものがあります。Initial Public Offering、これは株式をOfferするものですが、ICOはCoinをOfferするものです。 IPOになぞらえてICOという呼び方が米国では定着しています。今この米国では急激にこのICOの市場が伸びておりまして、例えばですけれども、シリコンバレーで今年の上半期です。 2017年の頭から6月末までで、上半期ブロックチェーン関連のスタートアップが資金調達をする。 普通、これはベンチャーキャピタルから資金調達をするワケですけども、なんとベンチャーキャピタルから調達した資金よりもICOで得た資金のほうが多いという報道がロイターで出されていたりと、非常に盛り上がり注目されているのがこのICOです。 ご質問は、インフォテリアがそれを(ICO)、発表しましたCOMSAというテックビューロのプラットフォームでやるかというご質問ですが、これは現時点では何か言えることはないというのがお答えとなります。 スポンサーリンク ただ、私たちがCOMSAというものを支持していたり、私がICO協議会にいますのは、ICOを自分たちがするというよりは、ICOされる方々のためのシステムの繋ぎですとか、あとはICOが健全に行われるように私達の知見を使うということが出来るようにと考えています。 ICOというのは先ほど言いました通り、仮想通貨と非常に密接に関連しております。既にICOという言葉が出来る前から、いわゆるエセ仮想通貨ですとか、世の中で言われている詐欺仮想通貨みたいなものがあります。 将来、この仮想通貨は発展するから今買っておくとお得だよというようなものですけども、そういったものとスキームが非常に似通っている、ぱっと見似ている訳ですね。 ですからICOというものが健全に発展する為には、成長する為には、 そういったまがい物と区別をしてしっかり分かるように育てていかないといけないということから、ICO協議会に入っていますし、企業でしっかり使う為にはWebサイトだけではなくてシステム連携をしていく必要が生じていますから、 そこに対して我々のASTERIAを始め、様々な繫ぐソフトが使えるということでこのICO市場をバックアップしていくのがインフォテリアの立場です。 以上。 インフォテリアは現時点で、COMSAを利用してICOを実施するつもりはなく、ICOプラットフォームの育成側、ICO市場をバックアップしていくとのことです。 インフォテリアの平野氏はCOMSAのICO協議会委員に名を連ねております。その他にもNEM財団の代表理事、Lon氏やメタップスの代表取締役の佐藤氏など、豪華なメンバーです。 ICOプラットフォームを提供するCOMSAは、既に2社ICO案件が決定しています。 第一号はCOMSA自身、第二号は東証2部のプレミアムウォーターホールディングス、そして第三号は入家氏のCAMPFIREの実施が確定している非常に面白い取り組みです。 COMSAトークンを用いて今後のICOに使用できるらしく、COMSAトークンはテックビューロ社が運営している仮想通貨取引所、Zaifで今後購入可能になるそうです。 今後もインフォテリアの動き、そしてCOMSAの行方に目が離せません!